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癒やし効果を狙って!フェイクグリーンでビルを緑化


壁面緑化に模造の緑を

外壁を緑で覆っている建物を見たことはないでしょうか。壁面緑化というもので、二酸化炭素の削減やヒートアイランド対策などを目的として行われているもので、地球の温暖化問題が深刻化している中、注目を集めている手法です。壁面緑化は地球の環境問題に貢献する方法ですが、導入や維持に高いコストが必要になります。そこでこの壁面緑化をフェイクグリーン、人工の植物で行う方法が考え出されました。人工の植物なので当然地球温暖化対策にはなりませんが、壁面緑化には都市部に緑を増やすことで人々に安心や心地よさを与え、建物のイメージアップを行うというメリットもあるからです。

フェイクグリーンは万能ではない

フェイクグリーンは天然の植物と異なり、まめな世話を必要としませんし、導入も簡単です。しかし多くのフェイクグリーンはプラスチック系素材で作られており、熱や紫外線に弱いという弱点がありました。そのため従来のフェイクグリーンをそのまま外壁にくっつけるという方法は使うことができなかったのです。

注意したいポイントは?

こうした課題を解決するため、従来のナイロン系素材ではなく、樹脂系素材で作られた耐久性、耐水性に優れたフェイクグリーンが作り出されました。しかしそれでも、排ガスや雨風、塵埃など外にはいろいろなダメージ要素があります。いくらフェイクグリーンでもあって、外壁に取り付ければ劣化は避けられません。美しい状態を維持するには、やはり傷んだところを適時取り替えるなどのメンテナンスが必要になるのです。

壁面緑化にすると、夏は室温上昇を軽減し、冬は保温効果があります。結果的に電力の使用量が減るため経済的です。